『蔦文也と池田高校―教え子たちが綴る“攻めだるま”野球の真実』を読んで、、、

蔦監督の人間性とか野球哲学とか、そういう真面目なことをこの本に期待しすぎない方が楽しめます。

われわれの高校時代のスターだった畠山準さん、水野雄仁さん、江上光治さんが、もう亡くなって9年たつ困りもののおじいちゃんの武勇伝について、おもしろおかしく語っている同窓会に参加させてもらっている、、ぐらいの感じで読むのがいいと思います。

だから
夏の甲子園予選の決勝戦で、ベンチ裏に連れて行かれて、いつものようにボコボコに殴られた 
とかいう畠山さんの話しや、

PLに負けたあと、一つのねぎらいの言葉もなく、延々と1時間説教だよ
という水野さんの話しなどおもしろい。

また、同期の水野さんが江上さんについて

三遊間の守備が弱かったから、右バッターの外角を意識して投げ、引っ張らせないように投げなければならなかった
というし、(サードは江上さんですね。)

江上さんも江上さんで、
甲子園でエラーしたとき、「チッ」。マウンドの水野の舌打ちが聞こえた気がした。「ドンマイ」と慰めの言葉などあるはずもない。ほとんど無視。

なんていう話しも、ほほえましく思える。

もう20年以上も前の昔話ですからね。

当時は荒木大輔さんの早稲田実業を圧倒した憎きチームって感じでしたけどが、いま思えば個性派揃いのおおらかで豪快なマンガみたいなチームでした。




蔦文也と池田高校―教え子たちが綴る“攻めだるま”野球の真実 (ベースボール・マガジン社新書)
ベースボールマガジン社
畠山 準

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この記事へのコメント

丼食太
2010年09月05日 22:55
こんばんは。ちょうど同じ本、読んでいたところでした。manachikaさんの評(「同窓会~」)、お見事!笑いました。拙ブログで一文、引用させていただきます。

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